Kホテル光原社

今日もそのまま左へ曲がり,Kホテルの光原社へ。間口はそう広くなく一見小さなギャラリーにしか見えないが,なかなか奥深い。
入った瞬間,沖縄ガラスや小石原焼き等,民芸調の作品が目に入る。漆器,布,カトラリー,家具,絵,南部鉄製品等々,いろいろあって退屈しない。モノの種類は盛り沢山だが,テイストはわりにはっきりしている。手に持つとホッとするような懐かしさがありながら,さらにちょっと可愛らしいもの。見ているだけで魅せられる,本物だけが持つ美しさがあるが,繊細過ぎず毎日惜しみなく使えるようなもの・・そんな感じ。
今まではここのテイストよりほんのもうチョイシャープな感じのが好きだと思っていたが,病院通いをしている今は,これくらい暖かみのある優しげなモノの方が気持ちを安らげてくれるようで,惹きつけられる。
中でも小石原焼きの湯飲みが気に入った。手にすっぽり収まり,これでコーヒーやお茶を飲んだら身も心もほっこりしそう。夫の病気の目処が立ったら買いたいなあ。