残金払い込み、部屋の引き渡し

ついにこの日がやってきた!
銀行の一室で、販売代理会社のSさんとHさんに司法書士の先生、債権者Oの代表が集まり、登記関係書類やら引き渡し書、振込票など、夫が書いて書いて書きまくる。通常の場合と違い一括Kヴァイ物件だから、代金が売主さんを通して債権者の元に渡るのを確認するまでの時間が少々かかったようだ。
その間、雑談をしながら時間を潰していたのだけど、しみじみ不動産関係者方の間を持たすテクニックに感心した。SさんHさんともども、物腰はあくまで柔らかく、誠実さを滲ませながら笑いをとり、相手が確実に関心を持ちそうな話題を振ってくれる*1。マンション備品のオプションやインテリアの斡旋などで、「お買い得です」というのが全然そうは思われない価格なのだけはトホホだが*2、それ以外は万事ソツがなく、完璧にプロという感じ。ま、これが売ってしまった後も変わらなければ、ほんとにすごいんだろうけど(豹変するという話も聞くから……)。
鍵の引き渡し後、夫は出勤。私はさっそく部屋を見に行ってきた。築2年だからまっさらではなく、気にかかる点も少しはあるけど、今のマンションと比較しても全体的に内装の作りが丁寧で、好感が持てる。新築ほやほやでない分、変な接着剤とかの臭いは抜けているし、気にかかる箇所は来月の1カ月点検で補修してくれるというし、まあ安心か。。
全室に風を通し、気にかかっていた靴箱の棚板をちょこっといじって帰宅。ここにずっと住めたら最高なのになあ。先の転勤のことを考えるとなあ(考えない考えない……)。

*1:一瞬、ホストにハマる主婦の気持ちがわかってしまったような……

*2:これは受け取る側の問題かもしれないが。「良いもの」の価値がわからない人が、いくら「これだけのものがこの価格なのはものすごいお買い得」とか言われても、わかんないさー。