007慰めの報酬

父がショーン・コネリーのファンだったせいか、映画といえばOO7という刷り込みが幼年期になされてしまったようで、新作が上映されるとどうしても気にかかる。特にダニエル・クレイグは同年代ということもあって、つい映画館に足を運んでしまうのだ。
前回の「カジノ・ロワイヤル」に続いて、今回も息子と二人で。珍しく夫も見たがっていたのだが、彼は娘とT島屋のみかん祭りへ・・・・・・・見にこなくて正解かも。これ、前作を見てないと意味がわからないと思う。前作を見た私たちですら、「え、ヴェスパーって、前回の続き? ミスター・ホワイトってどんな人だったっけ?」って感じ(ほとんど忘れてる)。しかも、展開はめちゃくちゃ速い、ストーリーは善悪がはっきりしにくいときた(ある意味、現実的だと言えるのかもしれないけど)。
もっとも、ジェイソン・ボーンの大ファンの息子は非常に楽しめたようだ。私もまあ、男っぽくてタフなヒロインとひたすら肉体張って頑張るボンドくんは嫌いでない。ただ、前作を復習してから見に行けばよかったなあという点がちょっと後悔。
夜、TVでロジャー・ムーアの「ユア・アイズ・オンリー」を久々に見たらば、ボンドが遊んでばっかりのように思われてしょうがないよー。