「宇宙怪人しまりす医療統計を学ぶ」

宇宙怪人しまりす医療統計を学ぶ (岩波科学ライブラリー (114))

県立図書館から借りている本。ノートにまとめながら読了。非常に怪しいタイトルだが、内容もやはり怪しかった（笑
「地球征服をたくらむ宇宙怪人しまりすに敢然と挑む医療統計家」という設定が泣ける。
それでも医療統計の基礎の基礎（でもすごい大事なこと）はわかったような気になれる。割合と比と率の違いから、前向き研究と後ろ向き研究、スクリーニングの評価あたりまで。前向き研究の脱落あたりは詳しいが、スクリーニング関係はサラッと。検定関係は一切記述なし。
「日常診療にすぐに使える臨床統計学」の骨休め的に読むといいかもしれない。個人的にはあいまいだった、前向き研究と後ろ向き研究間のオッズ比とリスク比の関係が整理できてよかった。
しかし、この本読むとイノダのコーヒーが飲みたくなってしまーう；；