焼け走りキャンプ二日目

ハンギの穴(前日)

起床7時半。一日中雨との予報にもかかわらず,まずまずの天気。昨晩は激しい雷雨が降り続いたとのこと。だが,うちは一家揃って熟睡し,さっぱり気づかなかった。このことでは内外問わずみなから信じられねーと言われ,心外ι(´Д`υ)。
朝ご飯は,トースト(チーズ・ベーコン載せ)とサラダにスクランブルエッグ,焼き芋。トーストと焼き芋は炭火焼き。レギュラーコーヒー,牛乳,ジュースもあるよ。普段,月に一度は料理教室を開催したり,手作りケーキを焼いて振る舞ってくれる教師たちが作っただけあって,うまうま♪
朝食後は荷物をまとめ,クラリー牧場へ移動。ここはオーナーがオーストラリア人のカウボーイだそうで,従業員の皆さんが英語バリバリ。日本人男衆は,一から自分の手で作り上げたような馬牧場を見,これぞ男の夢だと感じ入っていた様子。
昼食のハンギとはニュージーランドの原始的な料理法で,まずは地面を掘って薪と石を順々に置く。その上に,肉や野菜を入れ,香り付けのフキの葉で包んだ金網バスケットを載せ,土を被せて蒸し焼きにするという。朝の6時過ぎから3時間ほど余熱をかけ,その後さらに3時間ほど肉や野菜を蒸すのだそう。野菜や肉の下ごしらえとフキの採取は女衆だが,穴掘り薪割り石採取(ショベルカーで山から取ってくる)は男衆。火の管理と取り分けも男衆の仕事ですたい>napoさん。
10時から1時半までダラダラと遊ぶ。フリスビー,キャッチボール,ドッヂボール,なわ跳び,乗馬などなど。子供パワーについていけず,途中休憩(昼寝)も度々。こういうところへ来ると,ついついサイクリング部時代の習慣が蘇り,芝生でごろ寝だ。普段は他人に合わせて気にしてるフリをしているが,実はUVなんて全然気にしないタチなのである。だが,油断しすぎてしっかり土方焼けしてしまった。30過ぎてるのに,いったい何やってるんだか>ワタクシ。
 掘り出すところ
1時。いよいよハンギがスタート。蒸されたフキの香りが強烈で食欲がそそられる〜。調味料は,各自好みの塩こしょうとケチャップをかけるのみ。食って食ってお腹がポンポンというところで,ダメ押しのホタテが・・。こういうのは入っちゃうんだよなあ(^^ゞ。食事中,オーナーのクラリーさんがロデオ(?)を披露してくれた。
 いよいよ食べるぞ
2時過ぎには,ピニャタという南米系の遊びをする。キャンデーのいっぱい詰まったくす玉状の物体をつり下げ,子供らが棒でつついて破壊するという手はず。予想通り,息子が二巡目で殴り落す。散らばったキャンデーを子供たちが必死で集める姿は,なかなか壮観。その後は,牧場馬の数当てゲームをやって解散となった。ちなみにゲーム正解者への豪華賞品は超巨大ぬいぐるみ。ラブリー♪
・・とにかく食事が旨く,企画が楽しい上,キャビン泊(温泉付き)という,超極楽キャンプだった。英会話はまあ挨拶程度か。日本人の大人は子供を英会話教室に通わせている親御さんが多いので,外国人教師相手にも日本語で話しかけようとする。そういう環境では照れが出て,英語を使えなくなってしまうのだった。うう。でも子供も大人もサイコーに楽しめた。Oアシス,万歳!!